定期的に畳を張替えするとい草の香りを楽しめます

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定期的に畳を張替えするとい草の香りを楽しめます

近年住宅はフローリングが中心になっていますが、和室を一つ作っている家は多く畳を敷いています。
畳にはいろいろなメリットがあり、床を張替えようと考えているなら、畳も選択肢の一つとしておすすめします。
畳の歴史は古く奈良時代まで遡ることができ、当時の日本文化は中国から伝来してきたものが多かったですが畳は日本で生まれました。
伝統の技として受け継がれていて、いろいろな変化を遂げてきました。
奈良時代や平安時代の頃現在の畳の形状とは少し違っていて、ゴザのようなもので座布団や寝具などとして利用されています。
床材のように利用されるようになったのは鎌倉時代からで、建造物が書院造りになり部屋全体や床全面において畳が敷き詰められました。
畳をつくる職人を畳刺と呼んでいて、盛んに製造されていたそうです。


昭和に入るとテーブルや椅子などを利用することが増え、応接間にはソファーが置かれるようになりました。
暮らし方が西洋化していきましたが、和室は家族団らんの間として利用されていて、寝室として使われているところが多く住宅の中心として使われている部屋でした。
しかし平成に入るとフローリングの人気が高まり、和室を造ると障子や襖といったアイテムが増えてしまうのでコスト面から考えて和室を造らないという人が増えるのです。
最近和風がもてはやされていて、畳の良さが改めて見直されるようになりました。
畳は進化していて、例えばフローリングに敷くようなユニット畳などがあり、洋室に畳を敷くことによって和室のようにアレンジする人もいます。
リビングの一部に畳を何枚か敷いたり、いろいろな使われ方がされています。


定期的に畳を張替えるにはいくつかメリットがあり、自然素材のい草の香りを楽しむことができます。
畳に使っているい草は多年性植物で、自然素材を利用して調湿効果を期待することができます。
夏場は不快な湿気を吸収することができ、冬場は乾燥しているのでい草が含む水分を放出し湿度を調節することが可能です。
寝ている時の汗で布団には湿気が含みますが、布団を畳に敷いた場合はその湿気を吸収することができます。
特に夏場の熱帯夜などの寝苦しさを軽減することができるでしょう。
新しい畳はい草の香りがするので癒しになることもあります。
い草には「フィトンチッド」と呼ばれている芳香成分が含まれていて、リラックス効果があります。
い草は空気を含んでいるのでフローリングと比較するとクッション性があり、下の階下に対して物音を軽減することが可能です。
一般的に畳は厚さ3~4cmの畳床にい草を張り、以前は稲ワラなどを圧縮させた畳床が主流でしたが、最近気密性の高い家に合わせて新しい素材が開発されおり、耐湿性や断熱性などに優れた畳に進化中です。
和室は居間と寝室を兼用することができ、ベッドやソファーなどが置いてある洋室と比べると汎用性の高さがあげられます。
来客が来ても和室があると布団を敷くだけで宿泊してもらうことができ、寝転んで昼寝したり気軽にくつろぐことができるでしょう。

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